創成化学実験 計算機実験
モンテカルロ・シミュレーションによる
高分子鎖のコンホメーションと張力・伸長関係

張力・伸長関係に関するグラフの作成と印刷方法

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張力・伸長関係に関するグラフの作成方法
  1. 張力・伸長関係の最終的なグラフを作成する前に,張力が働く方向を特定する必要があるので, x,y,z方向の力の平均値< fx >, < fy >, < fz > を末端距離に対してプロットする.
  2. 作業をしているexperiment>programディレクトリで,emacsを用いてfile3.dataというファイルを開く:
    emacs file3.data &
  3. 開いたfile3.dataに,計算により得られたデータを,末端間距離,< fx >, < fy >, < fz > の順にスペースで区切って書き込む.
    例:
    0.0 0.1 0.1 0.1
    0.2 0.1 0.1 0.1
    0.4 0.1 0.1 0.1
    0.6 0.1 0.1 0.1
    0.8 0.1 0.1 0.1

  4. file3.dataを保存して,emacsを終了する.
  5. catコマンドを実行して,file3.dataに正しくデータが保存されていることを確認する.
    cat file3.data
    入力したデータが画面に正しく表示されなかったら,項目2からやり直す.
  6. プログラムplotfxyz.cを右クリックしてダウンロードする.この時,ダウンロード先を必ず現在作業をしている experiment>programディレクトリにすること.
  7. コンパイルして,実行する.
    gcc -o plotfxyz plotfxyz.c
    ./plotfxyz

    file3.dataからデータを読み込んで,画面にグラフが出力されるはずである.
  8. このとき,端末には
    Do you want to make Postscript file of this figure ?
    Yes 1, No 0

    というメッセージが現れる. 画面に表示された図をプリンターで印刷したい場合には「1」を選択して,次節の印刷方法に進む. そうでない場合には「0」を入力する.
  9. file3.dataのデータを更新して,再度図を画面に書かせたい場合には,emacsでfile3.dataを開き
    emacs file3.data &
    データを書き換える.file3.dataを保存した後で,plotfxyzを実行
    ./plotfxyz
    すれば,更新されたデータで図が描かれるので,メッセージに従って印刷するかどうかを決める.
張力・伸長関係に関するグラフの印刷方法
  1. 上記の操作で「1」を選択した場合には,file3.psという名前のポストスクリプトファイルが作成されているはずである. lsコマンドで作業しているディレクトリにfile3.psというファイルができていることを確認する.
    ls
  2. ファイルを確認したら,次のコマンドで印刷する.
    lpr file3.ps
  3. 必ずプリンタに出力を取りに行くこと.

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