研究概要

RESEARCH

シミュレーション,インフォマティクスによる高分子材料の物性予測

実験と理論を両輪として発展してきた自然科学において,近年「計算科学」が大きな役割を担いつつあるが,特に材料開発においては,「データ科学」を活用した「マテリアルズインフォマティクス(MI)」が注目を集めています. MIでは,所望の物性値(ガラス転移温度,屈折率など)を持つ物質はどのような条件,組成で合成すればよいかを機械学習を用いて予測します. 高分子材料にMIを適用する「ポリマーインフォマティクス」はまだ黎明期にあり,課題が山積していますが,当研究室ではポリマーインフォマティクスの確立に向けた取り組みも行っています.

図1